気持ちが落ち込んだら注意|鬱の症状をあなどるなかれ|落ち込む気持ちに御用心
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気持ちが落ち込んだら注意

診察

原因を知って防ぐ

人が鬱病を発症する原因は複数存在しており、それらが複雑に絡まりあうことにより患者さんが生まれると言う説もあります。例えば鬱病を発症する患者さんの中には、肉体の問題でこうした病にかかる方がおられます。人間の身体は年齢を重ねたり出産したりして大きく変化します。更年期障害や産後うつによって抑うつ症状が現れるケースも存在しているのです。こうした鬱の症状を治すためには身体が整うのを待ったり、該当する病の治療を進めたりすることによって抑うつ症状が治まる場合もあります。他にも鬱病発症の原因として良く挙げられるのが環境の問題です。人間は大切な人と別れたり受験や仕事で挫折したりすることによって大きなストレスを感じます。中でも人間関係は多くの人にとって長時間に渡るプレッシャーをもたらします。こうした問題から鬱を発症することがあるのです。環境的な原因による鬱は発症が分かりやすい点が特徴的です。できるだけ速やかに治療を進めたい場合は初期症状の段階で発病に気づき、治療を受けると良いのです。他にも鬱は遺伝によって発症すると言う説があります。両親がこうした病を抱えている方々のほうが抑うつを抱えやすいと理解されており、それが遺伝子によるものなのか教育によるものなのかは人によって判断が分かれます。例えどのような原因を抱えていたとしても、適切にストレスを発散することで症状の悪化は防げます。特に職場のパワハラなどに悩んでいる場合は、症状が劇的に悪化する前に転職などを視野に入れると良いでしょう。

休息の重要性

鬱病による症状を和らげる方法は数多く存在しています。中でも重要なのが薬です。特に記憶障害や睡眠障害など社会生活を維持できないような症状に悩まされている場合、速やかに医師に薬を処方してもらいましょう。こうした病で選択できる薬には種類がありますので、自身に合うものが見つかるよう医師と努力することも大切です。医師は患者さんから得られる情報によって鬱の種類を理解し、その治療のための薬を処方します。双極性障害と大うつ病では効果的な薬が異なりますから、患者さんは医師にきちんと状態を伝えることが大切です。病院の種類は精神科や心療内科だけでなく、東洋医学を取り入れている場所もあります。漢方や鍼などを用いて鬱症状を和らげたい場合はこうした病院を選択しましょう。また病院で受けられる治療は薬以外にもカウンセリングや認知行動療法など多様に存在しています。心に抱える悩みがある場合はカウンセリングによって問題を打ち明けてみましょう。それによって症状が緩和されることもあるのです。他にも鬱症状が出た際に重要になるのが休息です。休息は患者さん自身が意識的にとるものですから、無理をしたり病について自分を責めないことが大切なのです。働いている方が鬱病を発症して休職した場合、いつ社会復帰できるのか不安に思うこともあるでしょう。こうした見通しは治療のエキスパートである医師と共に立てると良いでしょう。また病院できちんとした診断を受けることによって障害年金をもらえたり、精神障害者保健福祉手帳がもらえたりしますので通院が欠かせません。